XOOPS.JPの記事 (参照元情報) で知ったのですが、同種のサイト構築サービスが幾つか紹介されています。

それらに比べて、このサービスはどういうメリットがあるのでしょうか。機能的には次の点が優れた部分でしょう。

1. 高いカスタマイズ性
　- サードパーティモジュールの導入が可能
　- 導入ファイルの変更もブラウザだけでできる
2. 保守性
　- ソフトウェアの更新をサポートしている
　- 最新のソフトウェアが提供されている
3. 即応性
- 作成フォームを送信したら待ち時間なしで利用可能
4. 複数サイトの構築
　- 一人のユーザが複数のサイトを作成できる
　　(目的毎に使い分けたり、テストと本番を別に持ったり)
5. バリエーションが豊富
6. 独自ドメインで運用可能

システムとしては、他のサービスが素朴な自動インストーラをベースにしているのに対して、ここのサービスはより高度で柔軟なものになっています。

管理者向けの機能は利用者からはあまり見えないのですが、ここのサービスで特徴的なのはその管理システムにあります。パッケージ (ソフトウェアをまとめたもの) 管理や作成サイトの構成管理も XOOPS のモジュールとして作られており、サービスの管理者もブラウザでほとんどの作業が行えます。このため、新たなソフトウェアのサポートや、更新パッケージの提供が素早く行えます。

ところで、ここのサービスが同種のサービスの中で劣ってる点があるとしたら運用体制でしょう。

データベースやファイルのバックアップはしていませんし、運用が継続される保証は何もありません。

まあ、そういう保証は何も要らないから、使える間使えれば良い、と言う用途には制限もないし、性能も悪くないはずです。

ちなみに、私は利用者として、クライアント向けの開発サイトやデモンストレーションサイトの作成で利用するつもりです。

もう何年も前にイベントモジュールを使わせていただきました。
今回手軽にXOOPSインストールできる環境を提供していただきありがとうございます。いずれ自分のサイトを有料で持ちたいと思うようにユーザーを育てていきたいと思います。