サイト内には、特に注目して欲しい重要な文書がある場合があります。例えば、サイト案内や参加者に必ず読んで欲しい告知などの情報です。

マイサイト(XOOPS)では、これらの情報をニュース、セクション、フォーラムのスレッドなどに置くことになります。しかし、個別の内容に到達するためにいくつかメニューをたどる必要があったらなかなか読んでもらえなくなります。

こういった不便を解決するには、カスタムブロックの機能を使って、対象ページへのショートカットを作成すると良いでしょう。カスタムブロックは、[管理メニュー]-[ブロック管理] を開いて新規ブロック作成のフォームに記入して作ります。

例えば、このサイトなら、左側のブロックに出ている「マイサイトについて」のブロックがこの方法で作られています。コンテンツのタイプに HTMLタグを選ぶことで、任意のリンクを埋め込むことが可能ですから、対象ページのURLを指定したコンテンツを作成すると良いでしょう。

<a href="ここに対象URL1">アンカーの文字列1</a><br/>
<a href="同様に対象URL2">アンカーの文字列2</a><br/>
　　　　　：
該当ページの URL をコンテンツに記載する

ブロックを作成したら、グループ管理で作成したブロックを表示するユーザグループを決めます。
管理者、登録ユーザ、匿名ユーザのそれぞれで作成ブロックのアクセス権限へチェックを入れて情報を更新してください。

カスタムブロックは上手に使うことでサイトを見通し良くすることができます。情報を確実に伝達するためにも、是非ご活用ください。

マイサイトで作ったサイトには、ログインでユーザ認証を行ないます。ログインしなくてもコメントなどの許可をすることはできますが、匿名となってユーザ情報が判らなくなります。

認証にはユーザ名とパスワードを使うわけですが、何回も入力するのは面倒です。そこで、ある程度これを楽にする手段が幾つか用意されています。

1. ブラウザの自動入力機能

最近のブラウザは、ユーザ名とパスワードを記録して自動入力してくれる機能があります。

2. ユーザ名をクッキーに保存

各ユーザが「プロフィールの編集」で指定することができます。これを指定すると、Windows のログインのようにユーザ名をデフォルトで入れてくれます。

3. セッションがタイムアウトするまでの時間

【管理メニューのサイト一般設定】に、「セッションがタイムアウトするまでの時間」を指定する項目があります。これはその時間サーバと通信を行なわないとログアウトしたことになる時間です。つまり、この時間を長い時間に設定すれば、ログインを有効にし続けることができます。

例えば、1日半 (1日+余裕分 ... 129600) 程度に設定すれば、毎日見る人にとっては意図的にログアウトしないかぎり認証は最初の一度だけになります。もっと長くすれば、ほとんどログイン作業をしなくて済みます。

ただし、時間を長くすると成りすましによる侵入の危険性が増えてしまいます。逆に短いと、文章を作っている間にセッションが切れてしまう事故が起こります。扱う内容の重要性などを勘案して、適切な設定を行なうとよいでしょう。